ssnews-title1-321 経済産業省 中小企業庁 創業・技術課長 増田仁氏
聞き手 立教大学教授 山口義行

logo_miraikaigi_medium“ちいさな企業”未来会議――去る3月3日、中小企業団体、税理士等の士業、商店街関係者、地域金融機関、そして年代や性別、業種を超えた中小企業経営者など、約200名が続々と経済産業省に集まった。この会議に出席するためである。

会議の目的は、これまで見落とされがちだった“小規模な企業”に支援の光を当てること。そのために、まずは多くの関係者から意見を聞く必要があるとして、この会議が設置された。

「“ちいさな企業”未来会議」の設置で何がどう変わるのか。今回は、経済産業省中小企業庁創業・技術課長である増田仁氏のお話を伺いながら、新しい中小企業支援策への理解を深めていただきたい。

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ishin017次期総選挙では橋下大阪市長率いる「維新の会」の躍進が予測されている。
報道によれば、立候補希望者も多く、すでに面接も実施されたという。
私が気になったのは、その際「候補者選定委員長」として面接官役を務めたのが竹中平蔵氏だったことである。

竹中氏と言えば、小泉政権下で経済財政政策担当大臣、金融担当大臣を務め、民営化や規制緩和、さらに不良債権処理を旗印にした「構造改革」などによって日本経済を「アメリカ型市場経済」へと誘導せしめんとした人物である。

小泉政権の終焉と共に、さらにはリーマンショックを契機に「アメリカ型市場経済」の行き詰まりが鮮明化するにつれて、日本政府のそうした方向も修正されはしたが、もしこの「改革」がもっと長期にわたってより徹底して行われていたら、日本の中小企業発展の土壌は大きく損なわれていたに違いないと思われる。

その竹中氏が「維新の会」の躍進と共に政治の舞台に復活してくる可能性があるのだとすれば、中小企業の発展を願う立場から、今あらためて同氏が先導した小泉政権時代の経済政策や経済イデオロギーの問題点を整理しておくことはけっして無意味ではないだろう。 続きを読む »


下降局面に入った日本景気
・「緩やかな回復」→「足踏み」→「弱めの動き」~内閣府「景気判断」も示す景気局面の変化~
・萎む「外需」回復への期待~「強気」予想をしていたエコノミストたちが見落としていたもの~
・中小企業の倒産が多発する可能性が高まっている!~中小企業経営者は「円滑化法」で緩んだ気持ちを再度締めなおさなければならない~