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株式会社日本温浴研究所代表 星山道弘氏
聞き手 立教大学教授 山口義行(スモールサン主宰)


「何か新しいビシネスをやってみたいのだけれど、いいネタありませんかねえ」――時々経営者の方からこんな相談を受ける。そんな時、私は「今何か困っていることはありませんか? 困っていることがあったら、そこにこそビジネスチャンスがあるかもしれません」と答えることがある。その際私の頭に浮かんでいるのは、今回紹介する「株式会社日本温浴研究所」の事例である。

日本温浴研究所 同社社長の星山道弘氏は、長年、経営者として自社が所有する温浴施設「恵みの湯」を運営してきた。その彼を悩ましてきたのが燃料費や電気代の高騰である。コスト増でじりじり増えていく「赤字」を抑えようと、星山氏は節電機器「エコ湯ニット」を自ら開発。それを軸にした「節約」ノウハウの確立を進めてきた。その甲斐があって、「恵みの湯」は見事に黒字に転換。そして今や、その経験を生かして、「節約を売る」ビジネスへと新たな挑戦を始めている。それはまさに、自社の「困りごと」を起点にした「隣接異業種」への展開だった。
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SSNEWS-title1  日本最年少市長、逮捕!――テレビのニュース番組を見ていて、私は思わず「え~っ!」と大声を出してしまった。それは岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長の逮捕を伝えるニュースだった。

「まさか、彼が!?」。

 藤井氏とは面識がある。私は数年前から、岐阜市内で定期的に開催されている勉強会で年数回講師を務めている。藤井氏は美濃加茂市の市議会議員の頃からその勉強会のメンバーとして参加していた。とにかく勉強熱心で、勉強会の最中はもちろんその後の懇親会でも、私の近くに席をとって盛んに質問してくる。「澄んだ目をしていて、地域の発展に尽力しようと一生懸命な若者」――それが私の印象だった。

 彼はスモールサンにも入会し、立教大学で開催された「スモールサン日曜大学」にも毎回来ていた。市議に当選する前に経営していた学習塾時代の教え子がすでに大学生になっており、教え子たちを連れての参加だった。

 その彼が「逮捕!」。藤井市長は今も完全否認を続けている。
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「失速懸念」も出始めた年度後半の景気!
~大幅なマイナスを示した4-6月期GDP成長率~
・大幅なマイナスとなった4-6月期成長率! ~年率6.8%の減少、前回増税時のほぼ倍の落ち込み~
・消費落ち込みの背後には実質所得の減少がある~これを軽視しているがゆえの甘利経済財政担当大臣の「強気」発言~
・「受注残」の解消で落ち込む自動車販売 ~今後の見通しも悲観的~
・輸出の低迷と輸入増で、今後成長率が押し下げられる可能性大
・「内需」も「外需」も低迷では、設備投資も下方修正か
・失速懸念増す中で、消費税10%決定か!?