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スモールサン主宰 立教大学教授 山口義行 氏
聞き手 経済ジャーリスト 大崎まこと 氏


アントレプレナー アントレプレナー・シップ(起業家精神)をその名に冠した「アントレ会」――私がチューター(講師または「学び」の指導者を指す)を務める同会が、名古屋で活動を始めてから20年が経過した。
 「こういう会を日本中に広げたい」と思ったのがスモールサン立ち上げの1つの理由でもあるように、私にとって「アントレ会」は、私と中小企業経営者との出会いの「原点」ともいえるものである。ちなみに、「隣接異業種」「5%の挑戦」などのキーワードは、同会に所属する経営者らの実践とともに生まれたものである。

 その「アントレ会」を取り上げた本、『“アントレプレナー”な経営者たち~1人の学者と20人の経営者が切り拓いた新規ビジネスと中小企業運動~』(仮題)が、本年12月に出版にされる。

 今回は、同書の執筆者である経済ジャーナリスト大崎まこと氏から、「アントレ会と私」というテーマで受けたインタビューの一部を紹介したい。なお、同書には、以下に示せなかった部分も含めて、このインタビューのほぼ全容が掲載される予定である。
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SSNEWS-title2 朝生1去る8月29日深夜(正確には30日午前)、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」に出演した。テーマは「アベノミクスの成長戦略で日本人は幸せになれるのか」である。

出演依頼のきっかけは、本年7月号の『文芸春秋』に掲載された座談会「第三の矢、成長を知らない『成長戦略』」での私の発言を、番組関係者と司会の田原総一郎氏が読んだことにある。

「朝まで生テレビ」は、たしかに一時期は日本の論壇に影響を与えるほどの「意義ある討論番組」だった。しかし、最近の私の印象は「討論をたんなる“ショー(見世物)”にしているのではないか」というもの。したがって、一旦は出演を断ったのだが、繰り返しの依頼を頂き、「諸般の事情から」とうとう断れなくなって出演することになった。

出演者の顔ぶれをみると、竹中平蔵氏、勝間和代氏、長谷川幸洋氏といった「アベノミクスを礼賛する人たち」が中心で、当番組は私にとっては完全に「アウェイ」。しかし、そのおかげで「アベノミクス礼賛」の論理とその問題点を明確に把握することができた。番組を観ていなかった方も多いと思われるので、以下で、竹中平蔵氏の発言を中心に簡単に振り返ってみたい。
朝まで生テレビの動画リンク
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経済指標の悪化続く!
~消費者は物価上昇で「節約」志向強め、「選択的消費」へ~
・政府も景気判断を5か月ぶりに引き下げ~個人消費の減少続く~
・かい離する2つの「物価指数」
・「物価が上がれば消費が増える」とする経済学者の「仮説」を信じてしまった~安倍首相に突き付けられた厳しい現実~