SSNEWS-title1本刊論文対談2

スモールサン主宰 立教大学名誉教授 山口義行


kaisya_man_bad 「すべてを部下のせいにしてトップとしての責任を回避する――そんな経営者がいたら社会的非難を浴びることは必至である。中小企業経営者であれば、それくらいのことは誰しも承知しているはず。それにもかかわらず、その中小企業経営者の中に『石原元都知事のファン』が多いのは何とも不思議である。」――これはスモールサンニュース2016年10月号の「巻頭論文」の書き出しである。

 表題は「あるまじきリーダー像」。内容は「豊洲移転問題」や「新銀行東京問題」ですべてを部下の責任にして逃げ惑う石原元都知事への批判だった。今また「続・あるまじきリーダー像」という表題こそ「似つかわしい事態」が国民の前で展開されている。いうまでもなく、森友問題に関する政治家たちの責任回避姿勢である。 続きを読む »

SSNEWS-title1本刊論文対談1

スモールサン主宰 立教大学名誉教授 山口義行


Deceived-player 「政府主導」で進められている「働き方改革」については大企業労働者からもさまざまな不満の声が上がっているが、中小企業の現場でも現在の進め方に問題を指摘する経営者は少なくない。しかし、メディアが中小企業の「本音」を取り上げることはほとんどなく、「どのようにして労働時間を短縮するか」というノウハウ論ばかりが議論の中心になっている。そこで、本年3月7日放映のBS11「中小企業ビジネスジャーナル」では、「働き方改革にもの申す」と題して、中小企業経営者諸氏(「アントレ会」[注]メンバー)によるディスカッションの一部を紹介した。以下では、同番組での議論を振り返りながら、中小企業の現場の視点に立って、あらためて「働き方改革」について考えてみることにしたい。

    注) アントレ会とは、「アントレプレナーシップ(企業家精神)」を旗じるしに、愛知中小企業家同友会に属する当時の青年経営者たちが20年以上も前に立ち上げた勉強会である。私(山口)がチューターを引き受け、「会社経営について学ぶ」だけでなく、「〝経済人〟として広い視野をもって学び、行動する経営者になる」ことを目標に現在も勉強会を続けている。
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好調維持しつつも、足下は減速~“小休止”? それとも“踊り場”? ~
●一時の「小休止」なのか、反転に向かう「踊り場」なのか
●対米自動車輸出、国内向け耐久消費財出荷が大幅低下